『ゼルダの伝説 時のオカリナ』Switch 2版、発売前にメタスコア96点

Nintendo Switch 2向けの『ゼルダの伝説 時のオカリナ』が、2026年11月5日に発売されます。発売前日の11月4日時点で、Metacriticのメタスコアは96点。Game*Sparkは、この点数が2026年に発売されたゲームの暫定1位になったと伝えています。1998年のNINTENDO 64版をフルリメイクした本作は、発売を待つ人にとっても、「原作は遊んだことがない」という人にとっても気になる一本です。この記事では、公式情報で確認できる発売日・価格と、海外レビューの評価の中身を整理します。

発売は11月5日(木)。価格はパッケージ版8,980円、ダウンロード版7,980円

任天堂の公式ソフトページによると、発売日は2026年11月5日(木)。価格はパッケージ版が8,980円、ダウンロード版が7,980円で、いずれも税込です。対応機種はNintendo Switch 2で、CERO(年齢別レーティング)はB(12歳以上対象)と表示されています。パッケージ版とダウンロード版は同じ日に発売されます。

ゲームの概要も公式ページに書かれています。森で暮らす少年リンクが妖精と出会い、トライフォースの力をめぐってハイラルを旅する物語です。物語は子ども時代と大人時代を行き来し、過去を変えて未来を救う構成になっています。公式ページでは、ひらめきとアイテムを使った謎解きや、敵の動きを見極める剣と盾の戦闘も紹介されています。そして、その旋律で時を操り、道を開き、人の心さえも動かす楽器「オカリナ」も物語の鍵です。

なお、2026年10月29日に発売された「ゼルダの伝説 40周年 アニバーサリーエディション」のSwitch 2本体(希望小売価格62,980円・税込)には、この『時のオカリナ』のソフトは付属しません。公式ページにも「付属しません」と明記されているので、ソフトは別に買う必要があります。この本体は日本語・国内専用とされています。

メタスコア96点、100点満点の媒体も並ぶ

Metacriticでは、Switch 2版のメタスコアが96点で「Universal Acclaim(万人からの称賛)」の区分です。確認した時点で、レビューの内訳は肯定が100%、賛否混在や否定的な評価はありませんでした。レビュー件数は、Game*Sparkの記事では70件と書かれていましたが、Metacriticの当該ページでは80件の表示でした。レビューの追加でこの数字は増えていくので、点数も今後は動く可能性があります。

個別のレビューでは、Daily Star、CGMagazine、Saudi Gamer、ElDesmarqueなどが100点をつけています。Multiplayer.itは95点で、「決定版」と呼べる出来だとしています。IGNは90点で、見事なリメイクと称える一方、ダンジョンが簡素化された分、解いたときの特別感が少し薄れたと減点しています。Metacriticに表示されている主なレビューの中では、RPG Siteの80点が目立つ低めの点数で、主に新しくプレイする人に向けた作りだという見方です。

Game*Sparkは、グラフィック、サウンドトラック、操作性が特に高く評価されていると伝えています。「不朽の名作をいかに見事に再構築できるかを示す好例」という声も紹介されています。

10月のプレビューで挙がっていた「良くなった点」と「気になる点」

実は、各国メディアのプレイレポート(プレビュー)は、10月14日にすでに解禁されていました。Game*Sparkの記事によれば、そのとき挙がっていた点は次のとおりです。

  • VGC(Video Games Chronicle)は、N64版のフレームレートが20fpsだったところ、60fpsに向上して操作性が大きく改善したと紹介しています。ボタン長押しで使える新しいダッシュ機能や、ナビィの邪魔が減った点も好意的に取り上げています。
  • Game Informerは、ボイス付きカットシーンを含む「完全なゼロからのリメイク」だったことに驚いたと述べ、新しいジャンプボタンやローリングからのダッシュで、新作のような感覚があるとしています。一方で、複数の敵と戦うとき、ロックオン対象を素早く切り替える方法が見つからなかった点を懸念として挙げています。
  • IGNは、会話の追加や謎解きの刷新、新しいアートスタイルで、世界に奥行きが出たとしています。
  • Eurogamerは、グラフィックの全面的な描き直しでハイラルに質感と深みが加わったとしつつ、英語吹き替えには不満を示しています。音声言語は変更できる点にも触れています。

プレビューでは、GamesRadar+が原作に非常に忠実なリメイクだとし、Polygonがゲームプレイはこれまで以上に快適になったとするなど、「原作の雰囲気を保ちつつ遊びやすくなった」という方向の評価が目立ちます。一方で、気になる点として挙がったのは、英語吹き替えとロックオンの切り替えなど、ごく限られたものでした。日本の発売版でどうなっているかは、実際に遊んで確かめたいところです。

発売前に決めておきたいこと

パッケージ版とダウンロード版では、税込1,000円の差があります。ダウンロード版の配信開始日も11月5日で、どちらも同じ日に始まります。パッケージ版は手元に残る安心感があり、ダウンロード版は本体に入れておけばすぐ遊べます。どちらを選ぶかは、普段の遊び方で決めればよいでしょう。公式ページでは、本作はNintendo Switch 2 ソフトとして案内されています。買う前に、手持ちの本体がSwitch 2かどうかを確かめておくと安心です。

96点という数字以上に目を引くのは、レビューがすべて「肯定」に入っていることです。ただ、肯定100%は「全員が満点」という意味ではなく、賛否混在や否定がゼロという意味です。しかもこれは発売前に出た批評家レビューだけの集計で、ユーザースコアはまだ出ていません。IGNはダンジョンの手ごたえ、RPG Siteは一部の作りに注文をつけていて、自分に合うかを見極める材料は、こうした減点理由のほうにありそうです。個人的には、原作の思い出を大切にしたい人より、名前は知っていても遊ぶ機会がなかった人にこそ刺さる一本だと見ています。

出典

2026年11月4日時点の情報です。

参考: www.nintendo.com / www.nintendo.com / www.metacritic.com / www.gamespark.jp / www.gamespark.jp