ベヨネッタ2 のキービジュアル

ベヨネッタ2(Switch)の評価・口コミは?【評判・レビュー】メタスコア92点

2018年2月17日、Wii U で出ていた『ベヨネッタ2』が Nintendo Switch に移植されました。開発はプラチナゲームズ、発売は任天堂です。口コミや評判を調べると、「Switch で遊べるアクションの中でも、爽快感はトップクラス」という声が目立ち、海外の批評家からの評価も非常に高い作品なんですよね。

先に結論を言ってしまうと、操作の気持ち良さを求める人には迷わずすすめられる一本です。ただし、キャラクターの表現には好みが分かれる部分もあります。この記事では、Metacritic の数値と海外メディアのレビュー、国内メディアの検証記事、口コミの傾向から、Switch 版の評価を整理していきます。

※2026年11月2日時点の情報です。希望小売価格は5,980円(税別。パッケージ版・ダウンロード版。プラチナゲームズ公式サイトの表記)で、税込みでは6,578円になります。CERO は D(17才以上対象)です。

ベヨネッタ2のメタスコアとユーザー評価

Metacritic の Nintendo Switch 版のページでは、メタスコアは92点です。批評家レビューの一覧では31件分の内訳が表示されていて(ページ上の件数表示は32件)、そのすべてが肯定的でした。賛否・否定的は0件で、移植版としてはかなり珍しい評価のそろい方だと思います。

なお、元になった Wii U 版のメタスコアは91点(批評家レビュー80件)です。Switch 版のユーザースコアと件数は、確認した時点のページでは Switch 版単独の数値が読み取れなかったため、この記事では書いていません。

ベヨネッタ2 ゲーム画面(プラチナゲームズ公式サイト掲載)
画像: www.platinumgames.co.jp(公式)

海外メディアのレビュー(Switch版)

Metacritic に掲載されている Switch 版のレビューから、主なものを翻訳・要約して紹介します(点数は Metacritic 上の表記。2026年11月2日時点)。上位に並ぶ5件は、いずれも100点でした。

GameSpot 100点

前作もアクションゲームの名作の一つだが、本作はそれを超えていると評価。後々まで「本物の古典」として語られる作品になるだろう、とまで書いています。

Gameblog.fr 100点

発売から年月がたっても質は落ちておらず、現時点で最高の部類のアクションだとしています。どこでも遊べるようになったことも、作品の価値を損なっていないという見方です。

NintendoWorldReport 100点

アクションゲームが好きではない人にもすすめたい傑作だとしています。Wii U 版で気になったフレームレートの低下が Switch 版で解消されていると指摘し、欠点は見当たらなかったと書いています。

FNintendo 100点

Switch 版は基本的な部分を変えていないものの、以前と同じ優れた体験がそのまま味わえると評価。激しいアクションと遊びの完成度を挙げて、あらためて傑作としてすすめています。

Switch Player 100点

めまいがするほどの品質だと称賛し、移植作でありながら年間のベストを争えるのではないか、と問いかけるような書き方をしています。

Steamのレビューについて

本作は任天堂から発売されているソフトで、PC版は出ていません。Steam にあるのは前作『ベヨネッタ』のPC版で、『ベヨネッタ2』のレビューは Steam には存在しません。

国内メディアが確かめた Switch 版の違い

GAME Watch の検証記事(2018年3月)では、Switch 版の変化として次のような点が挙げられていました(要約)。

  • ロード時間が大幅に短くなり、ステージの合間の待ちがストレスにならない
  • ほかの機種で重く感じた場面でも、フレームレートが安定している
  • 解像度はほぼ元のまま。テレビモード・携帯モードとも内部解像度は720p
  • タッチパネル操作に対応していて、難易度を下げればアクションに不慣れな人でも楽しめそう
  • 2人で協力する「タッグ クライマックス」が、オンラインに加えてローカル通信に対応した

見た目が大きく生まれ変わったリマスターではなく、遊び心地を整えた移植という位置づけです。記事では、ロードとフレームレートが改善されたことで、すでに遊んだ人にも買い直す価値があるとしつつ、価格はもう少し安くてもよかったという意見も添えられていました。

評価されている点

ベヨネッタ2の戦闘シーン(プラチナゲームズ公式サイト掲載)
画像: www.platinumgames.co.jp(公式)

回避からつながる攻撃の気持ち良さ

本作の核になっているのが、敵の攻撃をぎりぎりで避けると周りの時間がゆっくり流れる「ウィッチタイム」です。避けた瞬間から反撃のチャンスが生まれ、そこにコンボをつないでいく流れが、とにかく気持ちいいんですよね。口コミでも「避けて殴る、のリズムがクセになる」「何度やっても飽きない」という声がよく見られます。

派手さが止まらない演出

巨大な敵との戦いや、空中を飛び回るステージ、乗り物での戦いなど、序盤から見せ場が詰め込まれています。プラチナゲームズの公式サイトでも、現世だけでなく魔界の奥まで舞台が目まぐるしく変わることが見どころとして紹介されています。最後まで勢いが落ちない構成は、海外レビューでも繰り返し褒められている点です。

武器の組み合わせと、やり込みの深さ

両手と両足にそれぞれ武器を装備でき、組み合わせによって技の出方が変わります。一度クリアした後も、高い難易度への挑戦、ステージごとの評価のメダル集め、隠し要素の回収など、腕を磨くための目標がたくさん用意されています。1周目より2周目のほうが楽しい、という人が多いのも本作らしいところです。

初心者でも最後まで遊べる配慮

難しそうなイメージがありますが、タッチ操作やボタン一つで技が出る操作方法も用意されていて、最後まで見届けることは難しくありません。そのうえで、高い難易度に挑めば一気に手ごわくなる。入口と奥行きの両方がある点が、評価の高さにつながっていると思います。

批判されている点

セクシーな表現は好みが分かれる

主人公ベヨネッタの衣装や、カメラの見せ方には、意図的に色っぽさを強調した演出があります。これが作品の個性として愛されている一方で、「家族の前では遊びにくい」「表現が過剰に感じる」という感想もあります。CERO D の作品なので、年齢区分も含めて確認しておきたいところです。

物語は勢い重視で分かりにくい

ストーリーは時間や世界をまたぐ展開が多く、前作の知識がないと人物の関係がつかみにくい部分があります。「話はよく分からなかったけれど、アクションが楽しいから最後まで遊べた」という感想は、良くも悪くも本作の性格を表していると思います。

前作との差が小さいという声

アクションの基本は前作から受け継がれているため、前作を遊び込んだ人の中には「新鮮さは前作ほどではない」と感じる人もいます。Wii U 版のレビューの中にも、前作の衝撃には及ばないという書き方をしているものがありました。

移植版としての価格

先に触れた GAME Watch の記事でも、価格はもう少し抑えられたのでは、という意見がありました。グラフィックが作り直されたわけではないため、Wii U 版を持っている人ほど、買い直すかどうかで迷いやすいようです。

評価が高い理由と、好みが分かれる部分の整理

批評家からの評価が全件肯定的になっている一番の理由は、アクションゲームとしての遊び心地が、ほかの作品と比べても群を抜いているからだと思います。とくに Switch 版は、Wii U 版の弱点だったロードとフレームレートが改善されたことで、遊び心地そのものの評価がさらに上がりました。

一方で、ユーザー側の不満は、アクションの出来ではなく「表現」や「物語」に向かっています。つまり、ゲームとしての完成度に疑問を持つ人は少なく、キャラクターの描き方を受け入れられるかどうかが、購入の分かれ目になっているんですよね。

また、Wii U 版は本体の普及台数が少なかったこともあり、「名前は知っていたが遊ぶ機会がなかった」という人が多い作品でした。Switch 版で初めて触れて、その完成度に驚いたという感想が多いのも、移植の意義が大きかったことを示していると思います。

Nintendo Switch版ベヨネッタ2のパッケージ
画像: www.platinumgames.co.jp(公式)

買う前に確認しておきたいこと

前作『ベヨネッタ』から遊ぶべき?

物語は前作の続きになっているので、話をしっかり追いたいなら前作から遊ぶのがおすすめです。Switch 版の発売当時は、前作がダウンロード版のみで3,480円(税別)、2作をまとめたパッケージ版「ベヨネッタ ∞CLIMAX EDITION」が9,980円(税別)で販売されていました(GAME Watch の記事より)。アクションだけを楽しみたいなら、本作から始めても問題はありません。

携帯モードでも十分に遊べる

内部解像度はテレビモードと同じ720pなので、携帯モードでも見劣りしにくいのは Switch 版の良いところです。短い時間で1ステージずつ進めやすく、外出先で少しずつ遊びたい人にも向いています。

2人で遊べる「タッグ クライマックス」

本編は1人用ですが、別モードの「タッグ クライマックス」では、2人で協力して敵の群れに挑めます。Switch 版ではローカル通信にも対応したので、Switch を持っている友だちと近くで集まって遊ぶこともできます。本編とは違う、共闘ならではの忙しさと盛り上がりがあり、クリア後の遊びとして重宝するモードです。

1周の長さと、遊び方の目安

1周目は、寄り道をあまりせずに進めると、それほど長くは感じないボリュームです。そのぶん、ステージの評価を上げたり、難易度を上げて再挑戦したりと、繰り返し遊ぶことで価値が増していくタイプなんですよね。ボリュームの大きさより、密度の濃さで勝負している作品だと考えておくと、期待とのずれが少ないと思います。

続編『ベヨネッタ3』との関係

Switch 版の発表と同じタイミングで、Switch 向けの新作『ベヨネッタ3』の開発も発表されました。シリーズの流れを順番に楽しみたいなら、本作を先に遊んでおくと、続編の物語にも入りやすくなると思います。

ベヨネッタ2は買いか?向いている人・向いていない人

まとめると、Switch 版『ベヨネッタ2』は「アクションの手ざわりにこだわる人のための、最上級の移植版」です。メタスコア92点、Switch 版の批評家レビューに否定的・賛否の評価が無いという結果は、その完成度をよく表しています。

手に取ってほしい人

  • 敵の攻撃を見切って反撃する、スピード感のあるアクションが好きな人
  • 何周も遊んで、自分の腕前が上がっていくのを楽しみたい人
  • 派手な演出と、勢いのある展開を浴びるように楽しみたい人
  • Wii U 版を逃していて、快適になった環境で遊びたい人

慎重に考えたほうがいい人

  • 色っぽさを強調したキャラクター表現が苦手な人
  • 筋の通った、じっくり読ませる物語を求めている人
  • Wii U 版をやり込んでいて、新しい要素を期待している人

好みの分かれる部分はあっても、アクションの気持ち良さそのものを否定する声は、ほとんど見当たりません。ジャンルが好きなら、一度は触れておいて損のない作品だと思います。