BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE のキービジュアル

ブレイブルー クロスタッグバトルの評価・口コミ【Switch版の評判】

『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』(ブレイブルー クロスタッグバトル)は、2018年5月31日にアークシステムワークスから PS4 と Nintendo Switch で発売された2D対戦格闘です。『BLAZBLUE』『ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ』『UNDER NIGHT IN-BIRTH』、3DCGアニメ『RWBY』のキャラクターが2人1組のタッグで戦う、お祭りのようなクロスオーバー作品なんですよね。BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE の評価を調べると、「操作が分かりやすくて楽しい」という声と、「追加キャラクターの売り方」への不満が、発売当初から並んで語られています。

結論から書くと、Switch版のメタスコアは79点で、タッグの切り替えを生かした派手な対戦と、初心者でもコンボをつなぎやすい操作が好評です。一方で、発売時にキャラクターの半分が有料の追加コンテンツだったことや、アーケードモードがないなど1人用の内容の少なさには批判が集まりました。この記事では、Metacritic、Steam、Amazon.co.jp のレビューと、発売時のメディアの記事をもとに、口コミと評判をまとめました。

※2026年11月9日時点の情報です。点数や件数は、記載したページをこの日に開いて確認したものです。

BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE のメタスコアとユーザー評価

Metacritic の Nintendo Switch版のページでは、メタスコアは79点で「Generally Favorable(おおむね好評)」でした。批評家レビューは17件で、内訳は肯定的13件(76%)、賛否4件(24%)、否定的0件です。90点をつけたメディアが3つあり、Switch の格闘ゲームとしてかなり高い評価を受けています。

ユーザースコアは7.5点で、こちらも「おおむね好評」でした。評価は59件で、肯定的36件(61%)、賛否15件(25%)、否定的8件(14%)という内訳です。メディアほどではないものの、半数以上のユーザーが肯定的に評価しています。

海外メディアのレビュー・評価

Metacritic に掲載された Switch版のレビューから、主なものを訳して要約します(点数は Metacritic 上の表記です)。

Nintendo Life 90点

内容の詰まった2D格闘で、好きなときに2人目のキャラクターを呼び出せるタッグの仕組みのおかげで、Switch でも指折りの格闘ゲームになっていると評価しています。

GameSpot 90点

ファンへのサービスの多さと、4つの作品の仕組みをうまく混ぜ合わせた点を評価しています。物語が大げさすぎるという弱点には触れつつも、高い点をつけました。

Nintendo Insider 90点

操作は覚えやすいのに奥が深い2D格闘で、Joy-Con 1本でも遊びやすく、Switch の画面でも見栄えが良いとしています。

NintendoWorldReport 85点

慌ただしい試合展開と見た目、オフラインとオンラインのモードを楽しんだとしながら、初めての人には画面で何が起きているか追いにくいかもしれないと書いています。

IGN 83点

4つの作品をピースのように組み合わせたパズルがうまくはまっていると例え、遊びやすさを高く評価しました。その一方で、1人用モードの弱さと、お金を払わないと使えないキャラクターがいる点を批判しています。

Gaming Age 83点

初心者にも入りやすく、上級者にも十分な深さがあるとしつつ、Switch はこのゲームにとって最適なハードではないと付け加えています。

God is a Geek 80点

オンライン対戦を除けば Switch でもすばらしい出来で、携帯モードでもTVモードでも動きは滑らかだとしています。画面の輪郭のギザギザが少し目立つという指摘もありました。

IGN Spain 80点

すばらしい格闘ゲームだが、オンラインで遊ばないと時間がたつにつれて魅力が薄れていくとしています。

点数は80点台が中心で、対戦の楽しさそのものを否定するレビューはありませんでした。減点の理由として多いのは、1人用の内容とキャラクターの売り方です。

ラグナとルビーのタッグが、鳴上悠とハイドのタッグと戦う対戦画面
画像: img-eshop.cdn.nintendo.net(任天堂 ニンテンドーeショップ/マイニンテンドーストアの商品画像)(公式)

Steam版(PC)のレビューは「非常に好評」

PC版は、公式サイトによると2018年6月6日に Steam で発売されました。ストアページの英語のレビューは「非常に好評」で、2,259件のうち82%が好評でした。直近30日間でも18件のうち88%が好評となっていて、発売から長い時間がたった今でも遊ばれていることが分かります。価格は、本編のベーシックエディションが3,800円、追加コンテンツをまとめたスペシャルエディションが6,800円と表示されていました。

日本での口コミ・評判

Amazon.co.jp の Switch版パッケージ(通常版)の商品ページでは、評価は5つ星のうち3.7(41件)でした。海外のメディアの評価に比べると、やや控えめな数字です。

Metacritic のユーザーレビューで目立つ不満は、日本のユーザーの声とも重なっています。主なものは、アーケードモードがないこと、発売時にキャラクターの半分が有料の追加コンテンツだったこと、そして簡単に遊べる分、経験者には仕組みが単純すぎると感じられることの3つです。反対に、好きな作品のキャラクター同士を組ませられるクロスオーバーの楽しさは、多くの人が評価していました。

発売時の内容と、その後のアップデート

GAME Watch の発売日の記事によると、発売時のキャラクターは追加コンテンツを含めて40人でした。そのうち20人は追加コンテンツで、まとめて解放する「追加キャラクター All-in-One パック」が2,400円(税込)、3人ずつの追加キャラクターセットが各600円(税込)でした。『RWBY』のブレイク・ベラドンナとヤン・シャオロンは無料で配信されています。バトルシステムを一新して操作を易しくし、格闘ゲームの初心者でもコンボをつなぎやすくしたことも、発売時から打ち出されていました。

2019年11月21日には大型アップデートの Ver2.0 が配信され、任天堂のソフト情報によると、新しく参戦した『閃乱カグラ ESTIVAL VERSUS』の雪泉、『アカツキ電光戦記』のアカツキと電光戦車をはじめとする9人が追加されました。エピソードモードにも、新しく書き下ろされたシナリオが加わっています。同じ日に、Ver2.0までの追加コンテンツをまとめた「スペシャルエディション」も発売されました。

評価されている点

2人の切り替えで広がる派手な対戦

このゲームの中心は、2人のキャラクターを好きなタイミングで入れ替えたり、呼び出して同時に攻撃させたりできるタッグの仕組みです。画面いっぱいに技が飛び交う派手な試合になりやすく、Nintendo Life や GameSpot が高く評価しているのもこの部分です。違う作品のキャラクターを組ませて、どんな連携ができるかを試すだけでも楽しめます。

初心者でもコンボがつながる操作

コマンド入力の難しさで最初につまずかないよう、操作の入口はかなり低めに作られています。IGN や Gaming Age が言うように、まず「動かして楽しい」と感じられて、そこから奥の深い連携を覚えていける作りなので、格闘ゲームに慣れていない人にも勧めやすい1本です。

Joy-Con でも遊びやすく、携帯モードでも快適

Nintendo Insider は、Joy-Con 1本でも遊びやすいことを評価しています。God is a Geek も、携帯モードとTVモードのどちらでも滑らかに動くとしていて、友だちと Joy-Con を1本ずつ持って対戦できるのは Switch版ならではの良さだと思います。

空中に浮かぶ闘技場のステージで、ルビーとハイドが向き合う対戦画面
画像: img-eshop.cdn.nintendo.net(任天堂 ニンテンドーeショップ/マイニンテンドーストアの商品画像)(公式)

批判されている点

キャラクターの半分が有料だった発売時の売り方

いちばん大きな批判はここです。発売時の40人のうち20人が追加コンテンツで、IGN もお金を払わないと使えないキャラクターがいることを減点の理由にしていました。今は Ver2.0 までの追加コンテンツが入ったスペシャルエディションが出ているので、これから買う人はこの不満をかなり避けられます。

アーケードモードがなく、1人用の内容が少ない

Metacritic のユーザーレビューでは、アーケードモードがないことへの不満がたびたび見られました。エピソードモードや、操作を学ぶタクティクスモードはあるものの、IGN Spain の言うように、オンラインで遊ばないと長く楽しむのは難しいという意見が多いです。

シンプルさゆえの物足りなさ

操作が簡単な分、経験の長いプレイヤーからは仕組みが単純すぎるという声もあります。また、元の作品のドット絵を使い回していることに不満を持つユーザーもいました。

評価が分かれるのは「誰と遊ぶか」

このソフトがいちばん輝くのは、友だちや家族と同じ画面でワイワイ対戦するときだと思います。好きなキャラクター同士を組ませて、派手な技を出し合うだけで盛り上がれるので、メディアの高い評価にも納得がいきます。

反対に、1人で黙々と遊びたい人や、発売時に定価で買ったのにキャラクターが足りなかった人にとっては、不満が残りやすい作品でした。ユーザースコアやAmazonの評価がメディアより低めなのは、発売時のこうした体験が反映されているのだと考えています。

もう1つ、元の作品をどれだけ知っているかでも感じ方が変わります。4つの作品のどれかに思い入れがあれば、エピソードモードでのキャラクター同士の掛け合いや、意外な組み合わせのタッグを作る楽しさが何倍にもなります。反対に、どの作品も知らない人には、物語の背景が分かりにくく、キャラクターの魅力が伝わりきらないかもしれません。気になる人は、まず好きな作品のキャラクターを中心にタッグを組んでみると、入り口としてちょうどいいと思います。

BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE は買いか

任天堂のソフト情報では、通常版のパッケージ版の希望小売価格は6,380円(税込)、ダウンロード版は4,180円(税込)で、CERO は B(12才以上対象)、プレイ人数は1〜2人です。2019年11月21日に出たスペシャルエディションのパッケージ版は7,480円(税込)でした。これから買うなら、追加キャラクターを別に買い足す手間がないスペシャルエディションを選ぶほうが、発売時の不満を感じずに済みます。

クロスタッグバトルを楽しめそうな人

  • ブレイブルー、ペルソナ、アンダーナイト、RWBY のどれかが好きな人
  • 難しいコマンドより、派手な連携を気軽に楽しみたい人
  • 友だちや家族と、Joy-Con を分け合って対戦したい人

別の格闘ゲームを考えたほうがいい人

  • アーケードモードやストーリーなど、1人用の遊びを重視する人
  • 1対1のじっくりした駆け引きを好む、格闘ゲームの経験者
  • 通常版を買って、追加キャラクターを後から少しずつ集めるのが面倒な人

BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE は、4つの作品の人気キャラクターが同じ画面で暴れ回る、華やかさが魅力の格闘ゲームです。スペシャルエディションなら発売時の大きな不満も解消されているので、好きなキャラクターが1人でも参戦しているなら、手に取ってみる価値は十分にあると思います。