
マインクラフト Switch版の評価・レビュー【口コミ・評判】
『Minecraft(マインクラフト)』の Nintendo Switch パッケージ版は、2018年6月21日に日本マイクロソフトから発売されました。参考価格は税込3,960円、CEROはA(全年齢対象)です。このパッケージ版は、スマホやPC、ほかのゲーム機と中身をそろえた、いわゆる「統合版」にあたります。
評判をまとめると、遊びの自由さは今も唯一無二で、Switchならどこにでも持ち出せるのが強み。ただし動作の重さと、オンラインにかかる費用には不満が残るという評価です。Mojang は2023年10月の「Minecraft Live 2023」で、累計販売本数が3億本を突破したと発表しています。この記事では、Metacritic の点数や海外レビュー、ユーザーの口コミから、Switch版の良いところと気になるところ、そして2026年10月に登場した Switch 2 版との関係までを整理しました。
※2026年11月9日時点の情報です。
マインクラフト Switch版のメタスコアとユーザー評価
Metacritic の Nintendo Switch 版のメタスコアは86点で、「Generally Favorable(おおむね好評)」でした。批評家レビュー24件の内訳は、好意的23件、中間1件、否定的0件です。掲載されているレビューの多くは、2017年5月に Switch で最初に配信された版を対象にしたもので、携帯できる点を高く評価する内容が目立ちます。ちなみに、同じページのPC版は93点、PS4版は89点、Xbox One版は88点で、Switch 2 版はレビューが1件のため点数がまだ付いていません。
Switch版のユーザースコアは7.5点で、評価467件の内訳は好意的328件(70%)、中間60件(13%)、否定的79件(17%)でした。機種をまとめたユーザースコアは8.4点(12,069件)なので、Switch版はやや低めです。この差は、後で紹介する動作面の不満が Switch 版に集まっていることが大きいと思います。
海外メディアのレビュー・評価
Switch版のページに表示されている主なレビューを、要約して紹介します。
Time 100点
テレビにつないでも持ち出しても同じ体験ができ、携帯機ならではの妥協がなくなったと評価しています。
Vooks 100点
激しいゲームが多い Switch のなかで、自由に遊べる作りが新鮮に感じられると評価。タッチ操作に頼らない携帯版として最上位だとしています。
IGN 95点
ボタンとスティックで遊べる本格的なマインクラフトだと評価。ただし、ボイスチャットがないことがオンラインプレイの弱点だと指摘しています。
USgamer 90点
持ち運べるマインクラフトとして最良だとし、ボタン操作と4人での画面分割プレイを長所に挙げています。
Nintendo World Report 90点
携帯できるマインクラフトとして最も充実していると評価する一方、すでに遊んだことのない人にとって目新しいのは携帯性くらいだとも書いています。
Cubed3 90点
細かな技術的な制約を除けば、ほかの最新のゲーム機の版と同等で、PC以外では最良の版だとしています。
Steamのレビューについて
マインクラフトの本編は Steam では販売されていないため、Steam のレビューはありません。PC向けには、公式サイトから入手するJava版と、Microsoft Store などで扱う統合版があり、どちらも Steam を通さずに遊ぶ形です。PC版の評価を参考にしたい場合は、先ほどの Metacritic のPC版の点数(93点)を目安にするとよいと思います。
Amazon.co.jp の購入者の口コミ
日本の購入者の声として、Amazon.co.jp のパッケージ版の商品ページも見てみました。評価は5つ星のうち4.5で、評価の件数は18,573件と、ゲームソフトとしてはかなり多い数です。発売から何年もたった2026年に入ってからも、新しいレビューが書き込まれ続けています。
目立つのは、子どもに買ったという親の声です。「8歳の娘が夢中になっている」「始めて1年たっても、まだハマっている」といった感想が多く、親子や兄弟で遊ぶソフトとして定着していることがわかります。一方で、『あつまれ どうぶつの森』のような箱庭づくりが好きで初めて遊んだ大人から、「思ったより操作が難しい」という感想も出ていました。自由な分、最初は何をすればいいのか戸惑いやすいので、慣れるまでは家族や友だちに教わりながら遊ぶと入りやすいと思います。
マインクラフト Switch版で評価されている点

決まった遊び方がない自由さ
ブロックを掘って素材を集め、道具を作り、家や町を建てる。何を目標にするかは自分で決めます。夜に襲ってくるモンスターから身を守るサバイバルモードと、素材を気にせず建築に打ち込めるクリエイティブモードがあり、同じゲームでもまったく違う遊び方ができます。Metacritic のユーザーレビューでも、何年遊んでも終わりがない、という声が多く見られました。
どこにでも持ち出せる
Switch版ならではの評価は、やはり携帯性です。Time や Vooks のレビューが強調していたように、テレビの大画面で作っていた世界を、そのまま携帯モードで続きから遊べます。ボタンとスティックで細かく操作できる点も、スマホ版にはない魅力として挙げられていました。
1台で4人、オンラインで8人まで遊べる
1台の Switch で最大4人まで画面を分けて遊べ、オンラインでは最大8人まで集まれます。統合版なので、PCやスマホ、ほかのゲーム機で遊んでいる友だちとも同じ世界に入れるのが大きな利点です。家族それぞれが違う機種を持っていても一緒に遊べるのは、ほかのゲームにはなかなかない強みなんですよね。
無料のアップデートで遊べる世界が広がり続けている
マインクラフトは、発売後も無料のアップデートで新しい地形や生き物、道具が追加され続けています。公式サイトでも、巨大な洞窟と山を加えた「Caves & Cliffs」や、考古学や桜の森を加えた「Trails & Tales」などの大型アップデートが紹介されていて、最近は年に数回の「ゲームドロップ」という形で少しずつ要素が足されています。Switch版も統合版なので、こうした追加をほかの機種と同じように受け取れます。数年前に遊んだきりの人が戻ってきても、新鮮な発見があるのはうれしいところです。
任天堂の機種だけのマリオのパック
任天堂の機種向けには、マリオの世界をテーマにした「スーパーマリオ マッシュアップパック」が用意されています。ユーザーレビューでも、マリオ好きにはたまらない、と評価する声がありました。
マインクラフト Switch版で批判されている点

動作が重く、読み込みも遅い
Switch版の不満で最も多いのが動作面です。Metacritic のユーザーレビューでは、フレームレートの低下や不安定さ、ロードの長さ、遠くの地形の読み込みの遅さが繰り返し挙がっていました。統合版への移行以降、不具合や強制終了が増えたという声もあります。大きな建築物や複雑な装置を作り込むほど負荷が上がるので、本格的に作り込む人ほど気になりやすいところです。
オンラインと追加コンテンツにお金がかかる
オンラインで遊ぶには Nintendo Switch Online への加入が必要です。さらに、いつでも入れる自分専用のサーバー「Realms」は別の月額料金がかかり、スキンやワールドを販売するマーケットプレイスもあるので、遊び込むほど追加の出費が気になるという声が見られます。IGN が指摘したボイスチャットがない点も、離れた友だちと遊ぶときは通話アプリなどで補う必要があります。
長く遊ぶと単調に感じることも
目標がないことは自由さの裏返しでもあり、長く遊ぶうちに単調に感じたという意見もあります。アップデートの内容や頻度に物足りなさを感じる人や、戦闘まわりの要素をもっと増やしてほしいという声もありました。
Switch 2版の登場で、Switch版をどう考えるか
2026年10月28日には、Nintendo Switch 2 版のマインクラフトが発売されました。AUTOMATON によると、価格は通常版が税込4,730円で、陰影や水面の反射など光の表現を強める「バイブラント ビジュアルズ」に対応しています。Switch のダウンロード版を持っている人は、2027年1月31日までの期間限定で、100円で Switch 2 版の通常版にアップグレードできます。ただし、同じ記事ではパッケージ版の扱いには触れられていないので、パッケージ版を持っている人は公式の案内を確かめてから判断したほうが安心です。
Metacritic のユーザーレビューにも、Switch 2 で遊ぶと動きが良くなったという声が出ています。Switch 2 を持っているなら Switch 2 版を、初代 Switch で遊ぶならパッケージ版も選択肢、という考え方が自然だと思います。
評価が割れる理由
遊ぶ機種によって快適さが違う
マインクラフトそのものの面白さに異論を唱える人はほとんどいません。点数を下げているのは、Switch の性能で動かしたときの重さです。同じゲームを PC やほかの機種で遊んだことがある人ほど、Switch版の動作を厳しく見てしまう傾向があります。逆に、初めてのマインクラフトが Switch版という人には、持ち出せる便利さのほうが大きく感じられるようです。Amazon.co.jp の評価が高めなのも、子どもの最初の1本として選ばれ、動作よりも「遊べること」そのものが喜ばれているからだと思います。
「自分で目標を作れるか」で変わる
決まったストーリーやゴールを求める人には、何をすればいいのか分からないまま終わってしまうことがあります。一方で、作りたいものが次々に浮かぶ人や、友だちと遊び方を考えるのが好きな人には、終わりのない遊び場になります。評価の差は、ゲームの出来よりも遊ぶ人のスタイルによる部分が大きいと思います。
マインクラフト Switch版は買いか
パッケージ版の対象年齢は全年齢で、1台で最大4人まで遊べます。オンラインで遊ぶ場合は Nintendo Switch Online への加入が必要です。
Switch版がおすすめな人
- 子どもや家族と、1台の Switch で画面を分けて遊びたい人
- スマホやPCで遊んでいる友だちと、同じ世界で遊びたい人
- 家でも外でも、作りかけの世界の続きを遊びたい人
- Switch 2 を持っておらず、初代 Switch で遊ぶ予定の人
ほかの選択肢も考えたい人
- Switch 2 を持っていて、なめらかな動作と美しい映像で遊びたい人
- 巨大な建築や複雑な装置を作り込みたい人
- 決まった目標やストーリーがないと、遊ぶ気持ちが続かない人
発売から年月がたっても遊ばれ続けているのは、遊び方を自分たちで作れるからこそです。どの機種で、誰と遊ぶかを先に決めておくと、Switch版とSwitch 2版のどちらを選ぶべきかも見えてくると思います。