
オーバークック2 Switch版の評価・レビュー【口コミ・評判】
『Overcooked 2 - オーバークック2』は、Ghost Town Games が開発し、Team17 が発売した協力型の料理アクションです。Nintendo Switch 版は2018年8月7日にダウンロード版が配信され、パッケージ版は2018年11月29日にポケットの販売で発売されました。パッケージ版の価格は発売時点で3,800円(税別)、CEROはA(全年齢対象)です。前作から新しく、食材を投げる操作と、オンラインでの協力・対戦が加わりました。
評判をまとめると、みんなで大騒ぎしながら遊ぶ協力ゲームとしては今も一級品。ただし1人で遊ぶと魅力が大きく下がるという評価です。発売から年月がたった今も、家族や友だちと遊ぶソフトの定番として名前が挙がることの多い作品です。この記事では、Metacritic、Steam、国内外のレビューから、オーバークック2 Switch版の口コミと、2025年に登場した Nintendo Switch 2 Edition を含めた選び方を整理しました。
※2026年11月9日時点の情報です。
オーバークック2 Switch版のメタスコアとユーザー評価
Metacritic の Nintendo Switch 版のメタスコアは81点で、「Generally Favorable(おおむね好評)」でした。批評家レビューは40件と表示されていて、内訳は好意的33件(87%)、中間5件(13%)、否定的0件です。90点を付けたメディアが多い一方で、前作との違いが小さいことを理由に点を控えたレビューもあり、満点級の絶賛とまではいかない評価に落ち着いています。
ユーザースコアは7.8点で、評価434件の内訳は好意的283件(65%)、中間136件(31%)、否定的15件(3%)でした。否定的な評価はごくわずかですが、中間の評価が3割と多いのが特徴です。「楽しいけれど、ここが惜しい」という、条件付きの好評が目立っています。
海外メディアのレビュー・評価
Switch版のページに表示されている主なレビューを、要約して紹介します。
Destructoid 90点
勝ちパターンはそのままで少し見慣れた感じはあるものの、協力プレイとしてはこれ以上ないほど良くできていると評価しています。
Press Start Australia 90点
新しいキッチンとオンラインプレイが加わり、あらゆる面で前作を上回ったとまとめています。
Digitally Downloaded 90点
同じことの繰り返しに感じさせない続編で、土台の仕組みが強く、協力プレイがとにかく楽しいと書いています。
Metro GameCentral 90点
昔ながらの「その場でみんなで遊ぶ」楽しさに、今どきの便利さを組み合わせて、前作の形を磨き上げたと評価しています。
Nintenderos 88点
前作をうまく発展させた続編で、短めのストーリーをオンラインのモードが補っているとしています。
GameSpew 90点
前作の良さはそのままに、より大きく、より洗練された内容になったと評価。細かな欠点はあるとしています。
Switch Player 90点
大混乱でやりごたえのあるマルチプレイで、繰り返し遊べる要素も多いとまとめています。
IGN Japan 87点
てんやわんやの協力プレイが、遊ぶ人のいたずら心を引き出すと評価しています。
受賞歴とほかの大手メディアの点数
ファミ通が PS4 版の発売時に伝えたところによると、本作は The Game Awards 2018 で「ベストファミリーゲーム」部門を受賞したほか、Game Critics Awards 2018 でも「ベストファミリー/ソーシャルゲーム」賞を受けています。同じ記事では、IGN が10点満点中8.5点、GameSpot が10点満点中8.1点、GamesRadar+ が5点満点中4点を付けたことも紹介されていました。家族や友だちと遊ぶゲームとしての評価が、とくに高かったことがうかがえます。
Steam(PC版)の評価
PC版の Steam ストアでは、英語のユーザーレビュー14,699件中93%が好評で「非常に好評」、過去30日間のレビュー398件では87%が好評でした。発売から8年以上たっても、新しく遊び始める人が途切れていないことがわかります。家族や友だちと遊ぶ定番として、長く選ばれ続けているタイトルなんですよね。
オーバークック2で評価されている点

みんなで叫びながら遊べる協力プレイ
食材を切る人、焼く人、皿を洗う人、料理を出す人。役割を分けて動かないと、あっという間に注文がたまり、キッチンは大混乱に陥ります。うまく回り始めたときの気持ちよさと、失敗したときの大騒ぎの両方が楽しいゲームで、ユーザーレビューでも、ソファに並んで遊ぶパーティーゲームとして最高だという声が最も多く見られました。
「投げる」で広がった作戦
本作の大きな新要素が、食材を投げる操作です。GIGAZINE のレビュー(2018年8月7日)によると、テーブルや地形を越えて仲間に食材をパスしたり、離れた鍋やフライパンに直接投げ入れたりできるようになりました。前作よりアクションの要素が強まり、動き方の工夫でスコアが大きく変わります。
ステージごとに変わる仕掛け
いかだの上でジョイスティックを使って足場を動かすステージ、調理場が燃え上がるステージ、地形が浮き沈みする沼のステージなど、キッチンの仕掛けがステージごとに大きく変わります。ワールドマップの上をフードトラックで移動しながら進む作りも、ユーザーから「キッチンやレシピの種類が豊富」と好評でした。
3つのモードで、協力も対戦も楽しめる
GIGAZINE によると、本作には物語に沿ってステージを進める「ストーリー」、ストーリーのステージを協力して遊べる「アーケード」、2チームに分かれて得点を競う「対戦」の3つのモードがあります。前作はオフラインだけでしたが、本作ではアーケードと対戦がオンラインに対応しました。GIGAZINE は、オンラインに対応したことで1人でも遊びやすくなったとも書いていて、近くに遊ぶ相手がいないときの受け皿にもなっています。
Joy-Con 1組で2人遊べる手軽さ
Switch版ならではの評価として、Joy-Con を左右に分ければ、本体と Joy-Con 1組だけで2人がすぐに遊べる点が挙がっていました。テレビにつなげなくても、テーブルモードでその場で始められるので、帰省先や友だちの家に持っていって遊びやすいのも利点です。
オーバークック2で批判されている点

1人で遊ぶと魅力が半減する
1人でも遊べますが、仲間と声をかけ合いながら段取りを回す協力プレイの楽しさは、どうしても味わえません。ユーザーレビューでも、パートナーがいてこそ楽しめるゲームだという指摘が多く、遊ぶ相手がいるかどうかで評価がはっきり分かれます。
オンラインにボイスチャットがない
オンラインで遊ぶには Nintendo Switch Online への加入が必要です。GIGAZINE は、オンラインではボイスチャットがなく、6種類のエモートだけで連携しなければならないため、友だち同士なら通話アプリを併用したほうがいいと書いていました。回線が不安定だとラグが出て、食材をうまくつかめない場面があったとも報告しています。知らない人と組むときは、意思疎通の難しさがそのままストレスになりやすいところです。
後半は難しく、操作のもどかしさも
後半のステージは要求が厳しく、ユーザーレビューにはイライラしたという声もあります。食材をどこに置くかの表示がわかりにくい、狙った場所に置けない、といった操作の細かな不満も見られました。GIGAZINE も、基本は前作と同じながら難しさが増して歯ごたえがあると評していて、気軽な遊びのつもりで始めると面食らうかもしれません。
Switch では動作の重さとロードが気になる
ユーザーレビューでは、Switch版のフレームレートの低さや動きのもたつき、ロードの長さ、まれに食材が引っかかるような不具合も指摘されていました。また、追加のステージは有料のダウンロードコンテンツで配信されているため、全部遊ぼうとすると追加の出費が必要になる点に不満を持つ人もいます。
Nintendo Switch 2 Edition との違い
2025年11月6日には、Switch 2 向けの「Nintendo Switch 2 Edition」が配信されました。Game*Spark によると、通常価格は税込3,740円で、Switch版を持っている人は1,000円でアップグレードできます。テレビにつないだときは4K・60fpsで動き、別売りのUSBカメラで顔をゲームの中に映す「カメラプレイ」や、ソフトを持っていない人とも遊べる「おすそわけ通信」に対応しています。Switch版のセーブデータと購入済みの追加コンテンツは引き継げて、オンラインでは Switch版の人とも一緒に遊べます。
Switch版で指摘されてきた動作の重さが気になる人で、Switch 2 を持っているなら、こちらを選ぶのが自然です。一方、初代 Switch で遊ぶ予定なら、パッケージ版やダウンロード版の Switch版が選択肢になります。
評価が割れる理由
誰と遊ぶかで、まったく別のゲームになる
気心の知れた友だちや家族と遊べば、失敗さえ笑いに変わる最高のパーティーゲームです。ところが、1人で遊んだり、オンラインで知らない人と組んだりすると、混乱がそのままストレスになってしまいます。中間の評価が3割と多いのは、この遊ぶ環境の差が大きいからだと思います。
本気でスコアを狙うか、わいわい楽しむか
高い評価の星を集めようとすると、細かな操作の精度や仲間との連携が求められ、遊びが一気に競技的になります。気軽に楽しみたい人と、とことん突き詰めたい人が一緒に遊ぶと、温度差でぎくしゃくすることもあります。どこまで本気で遊ぶかを、最初に仲間とすり合わせておくのがおすすめです。
オーバークック2 Switch版は買いか
プレイ人数は1〜4人で、全年齢対象です。オンラインで遊ぶ場合は Nintendo Switch Online への加入が必要です。
こんな人にはぴったり
- 家族や友だちと、同じ部屋で盛り上がれるゲームを探している人
- Joy-Con 1組で、すぐに2人で遊び始めたい人
- 役割分担や段取りを考えるのが好きな人
- 初代 Switch で、みんなで遊べるソフトを1本持っておきたい人
ほかを検討したほうがいい人
- ほぼ1人で遊ぶ予定の人
- オンラインで知らない人と遊ぶのが中心になりそうな人
- Switch 2 を持っていて、なめらかな動作で遊びたい人(Switch 2 Edition がおすすめです)
このゲームの価値は、一緒にキッチンに立つ仲間がいてこそ発揮されます。遊ぶ相手と機種が決まっているなら、休日のゲームとして長く活躍してくれるはずです。最初は簡単なステージから始めて、うまくいかなかったら役割を入れ替えてみる。そんなふうに仲間と話し合いながら上達していく時間こそが、このゲームのいちばんの楽しみだと思います。