
バイオハザード リベレーションズ Switch版の評価【口コミ・評判】
『バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション』の Nintendo Switch 版は、2017年11月30日に発売されました。もとは2012年にニンテンドー3DSで登場した作品で、2013年に据え置き機向けの「アンベールド エディション」になり、Switch 版はそこに Joy-Con ならではの操作を足した移植版です。持ち運べる据え置き版のバイオハザードとして、今も手に取る人が多いんですよね。
バイオハザード リベレーションズの Switch版の評価を一言でまとめると、客船を舞台にした緊張感と、短い章で区切られた遊びやすさは好評で、不満は古さの残る操作感と物語の分かりにくさに集まっています。この記事では、Metacritic、Steam、カプコンの公表データ、国内外のレビュー記事をもとに、口コミと評判をまとめました。
※2026年11月8日時点の情報です。Switch版を中心に扱い、PC(Steam)版のレビューは参考として紹介します。
リベレーションズ Switch版のメタスコアとユーザースコア
Metacritic の Switch 版ページでは、メタスコアは78点です。批評家レビューは19件で、内訳は肯定的16件、賛否3件、否定的0件でした。同じ作品のほかの版を見ると、3DS版82点(78件)、Wii U版80点(19件)、Xbox One版78点(6件)、PC版77点(12件)、Xbox 360版75点(30件)、PS3版74点(30件)、PS4版70点(32件)で、Switch 版は中位から上位に入っています。
Switch 版のユーザースコアは7.9点(197件)です。肯定的137件(70%)、賛否47件(24%)、否定的13件(7%)という内訳で、強く嫌う人は少ないものの、「良いけれど手放しでは褒めない」という賛否の声が4分の1近くあります。
海外メディアのレビュー・評価
Switch 版のレビューから8件を選び、要点を訳して紹介します(点数は Metacritic 上の表記です)。
Cubed3 90点
キャンペーンもオンラインのモードも充実した良作で、任天堂のハードで3度目の発売になるとはいえ、Switch は遊ぶのに最適な場所だと書いています。
NintendoWorldReport 85点
緊張感のある章の運び、楽しいレイドモード、直感的なモーション操作がそろい、Switch によく合うと評価しています。一方で、古さの見えるグラフィックとロードの間合いが足を引っ張るとしています。
3DJuegos 85点
当時遊べる版の中では、Switch 版がいちばん良いという見方です。
Nintendojo 83点
短い章とレイドモードが携帯プレイに向いていて、ファンにも初めての人にも勧めやすいリマスターだとしています。
Nintendo Life 80点
2017年11月28日公開のレビューで、10点満点の8点です。3DSの注目作を手堅く移した版で、Switch では気軽にさっと遊べる仕上がりになっていると評しています。
4P.de 79点
昔のバイオハザードらしさを残した手堅い移植だが、3DS生まれであることがまだ見えると評しています。
IGN Italia 78点
モーション操作は弱いものの、それ以外は滑らかに遊べる、良作の良い移植だという評価です。
IGN Spain 78点
原作の手触りを守ったまま、体を動かす操作を加えたホラー体験として、Switch 版を推しています。
点数の幅は78点から90点に収まり、否定的なレビューは1件もありません。厳しめの意見も、見た目や移植の仕上げといった細部の話が中心で、ゲームそのものを否定する声は見当たりませんでした。

Steam版(PC)のレビューと販売本数
PC版は『BIOHAZARD REVELATIONS』として Steam で配信されていて、価格は1,990円です。ストアページの表示では、日本語のレビューは216件中75%が好評で「やや好評」、英語のレビューは4,422件中77%が好評でした。直近30日のレビューは150件中89%が好評で、発売から10年以上たっても新しく遊ぶ人に支持されています。
日本語のレビューでやや評価が低めなのは、PC版の操作まわりの細かい不満が出やすいからかもしれません。ただし、これは Switch 版とは別の版の評価なので、あくまで参考として見てください。
カプコンのミリオンセールスタイトルの一覧(2026年6月30日時点)では、2013年のアンベールド エディション(PS3、Xbox 360、Wii U、PC など)が310万本、2017年8月の PS4・Xbox One 版が150万本です。Switch 版を含む「バイオハザード リベレーションズ コレクション」(Xbox One、Switch など)も170万本に達しています。版を重ねるごとに新しいプレイヤーを集めてきた作品だと分かります。
Switch版ならではの新要素
GAME Watch の発売記事(2017年11月30日)によると、Switch 版では Joy-Con を向けて直接敵を狙えるほか、Joy-Con を振ってナイフで攻撃したり、Joy-Con を銃と弾倉に見立てた動きで弾を込めたりできます。HD振動による細かい振動の演出も加わりました。別売りだった追加コンテンツはすべて入っていて、4Gamer の記事(2017年11月16日)では、レイドモードの高難易度ステージ「THE GHOST SHIP HELL」や、シューティング風のミニゲームが入っていることも紹介されています。
評価されている点
豪華客船が生む、初期作品に近い怖さ
Metacritic のユーザーレビューで最も多く褒められているのが、漂流する客船という舞台です。狭い通路と客室が続き、行ける場所が少しずつ広がっていく作りが、洋館を探索した初期の作品を思い出させるという声が目立ちます。Nintendo Life も、主人公の移動をあえて遅くしていることで、敵と出会うたびに緊張が続くと書いていました。
携帯モードと相性のいい章立て
本編はテレビドラマのようなエピソード形式で、Nintendo Life によると1話あたり10〜20分ほどです。再開するたびに「前回までのあらすじ」が流れるので、間を空けても話を思い出しやすいんですよね。もともと携帯機向けに作られた構成が、Switch の携帯モードでそのまま生きている点は、多くのメディアが共通して挙げています。
周囲を調べる装置「ジェネシス」でのスキャンも、Nintendo Life は『メトロイドプライム』より簡単な仕組みで、ステージの100%達成を目指しやすいと評価していました。短い章を何度か遊び直して、取りこぼしを埋めていく遊び方にも向いています。
選べるモーション操作とレイドモード
右の Joy-Con を使った狙いは任意で、使うとヘッドショットを狙いやすくなります。Nintendo Life は、慣れが必要で Wii 版『バイオハザード4』ほど正確ではないとしつつ、選べること自体を評価していました。ユーザーの間では、スティックより滑らかに狙えるという声も多く見られます。
敵を倒して経験値と武器を集めるレイドモードは、ローカルでもオンラインでも2人で遊べます。射撃の手応えが好きかどうかで評価は変わるものの、本編とは別に長く遊べるおまけとして好評です。

批判されている点
古さの残る操作と回避
ユーザーレビューで目立つのは、狙いや移動、回避の操作が古く、思いどおりに動かしにくいという不満です。回避は敵の攻撃に合わせて入力する仕組みで、うまく出せずにストレスを感じる人もいます。IGN Italia もモーション操作は弱いと書いていて、操作感は評価が分かれるところです。
物語の分かりにくさと主人公の切り替え
章ごとにジル、クリス、ほかの隊員へと視点が移るため、緊張が高まったところで別の場面に切り替わることがあります。新しく登場する人物の印象が薄い、話が込み入っている、という声もあり、ストーリーを重視する人ほど引っかかりやすい部分です。
謎解きと行き来の多さ、ラスボス
謎解きが単純すぎる、同じ場所を何度も行き来させられる、という意見も多く見られます。終盤のボス戦は特に評判が悪く、ユーザーレビューで繰り返し名前が挙がっていました。後半は怖さよりアクションの比重が大きくなる、という感想もあります。
移植の作りの粗さ
Nintendo Life は、同時に発売された『リベレーションズ2』と画面表示や操作の作りがそろっていない点を、移植の詰めの甘さとして指摘しています。2本を続けて遊ぶ人ほど、ボタンの割り当てやメニューの違いに戸惑いやすいところです。
評価が割れる理由と、向いている人のタイプ
リベレーションズは、「初期作品のような探索ホラー」と「『4』以降のアクション」の中間にある作品です。前半の客船探索に惹かれた人は高く評価し、後半のアクション寄りの展開や操作の古さが気になった人は点数を下げる、という分かれ方をしています。ユーザーの賛否が24%と多めなのは、どちらの要素も持っているからこそだと思います。
機種別のメタスコアにも、この作品の性格が表れています。最も高いのは携帯機の3DS版、最も低いのは PS4版で、据え置き機の大画面で遊ぶ版ほど点数が下がる傾向があります。Switch 版の78点はその中間で、携帯モードとテレビの両方で遊べるハードの性格が、そのまま点数に出ているように見えます。
もう一つの見どころは、どこで遊ぶかです。テレビの大画面より、携帯モードの小さな画面のほうが、古いテクスチャが目立ちにくく、短い章立ても生きます。寝る前に1話ずつ進めるような遊び方なら、欠点の多くは気になりにくいはずです。
バイオハザード リベレーションズ Switch版は今から買いか
任天堂のソフト情報では、パッケージ版は3,289円(税込)、ダウンロード版は1,990円(税込)で掲載されています。CERO は D(17才以上対象)です。続編の『リベレーションズ2』とセットにした「バイオハザード リベレーションズ コレクション」も発売されているので、両方遊ぶつもりならそちらも比べてみてください。
このSwitch版が合いそうな人
- 洋館ものに近い、閉じた空間を少しずつ探索するバイオハザードが好きな人
- 通勤や寝る前など、短い時間で区切りながらホラーを遊びたい人
- ジルとクリスが活躍する、本編の間をつなぐ物語に興味がある人
ほかの作品から始めたほうがよさそうな人
- 最新の作品のような滑らかな操作と映像を求める人
- 視点が何度も切り替わる構成より、1人の主人公の物語を追いたい人
- 謎解きや行き来の多い探索に、すぐ飽きてしまう人
Switch 版のリベレーションズは、もとが携帯機向けだった作品が、再び手のひらに戻ってきた移植です。メタスコア78点、ユーザーの7割が肯定的という数字は、古さを抱えながらも遊ぶ価値を保っていることを示しています。ダウンロード版なら2,000円を切る価格なので、シリーズの外伝に触れてみたい人には手を出しやすい1本だと思います。