スプラトゥーン3 のキービジュアル

スプラトゥーン3の評価・レビュー【口コミ・評判】メタスコア83点と賛否の理由

2022年9月9日に発売された『スプラトゥーン3』。インクを塗り合う4対4の対戦はシリーズ3作目になっても根強い人気があり、口コミや評判を見ると「結局ずっと遊んでいる」という声が多いんですよね。

ただ、Metacritic ではメディアの評価が83点なのに対し、ユーザースコアは7.4点と一段低め。「2から大きく変わっていない」「マッチングがつらい」という意見も根強くあります。この記事では、数値と海外レビュー、日本の口コミをもとに、評価が分かれる理由を整理します。

※2026年11月2日時点の情報です。本作は任天堂の Switch 専用ソフトのため、Steam のレビューは存在しません。

スプラトゥーン3のメタスコアとユーザー評価

Metacritic の Switch 版では、メタスコア83点(批評家レビュー115件)です。内訳は肯定的107件(93%)、賛否8件(7%)、否定的0件。否定的なレビューが1件も無いのは、完成度そのものへの信頼が高い証拠だと思います。

ユーザースコアは7.4点(997件)で、肯定的71%・賛否14%・否定的16%。メディアの評価と比べると、不満を持つ人の割合がはっきり多い数字です。

スプラトゥーン3の紹介映像のシーン
画像: www.nintendo.com(公式)

各メディアのレビュー・評価

Metacritic に掲載された主なレビューを翻訳・要約して紹介します。点数は Metacritic 上の表記のままです(2026年11月2日時点)。

Switch Player 100点

ほとんどどんなタイプのプレイヤーにも合う作りで、ストーリーを終えたあとも遊ぶほど報われると評価しています。

Oyungezer 90点

シリーズで初めて本格的な「オンラインシューター」になった作品で、続編として手堅いという評価です。

Jeuxvideo.com 85点

シリーズの集大成としてまとまっていて、ストーリーモードも好評。ただし内容は『スプラトゥーン2』に近いままだと指摘しています。

T3 80点

シリーズ最高の作品としつつ、革命的な変化ではないと添えています。

Stevivor 50点

数少ない低めの評価で、シリーズに大きな意味のある新要素を加えていない、という厳しい見方です。

評価されている点

短い試合で何度も遊べる対戦

ナワバリバトルは1試合3分。塗った面積で勝敗が決まるので、相手を倒すのが苦手でも塗りで貢献できます。この「撃ち合いが苦手でも役に立てる」作りは、対戦ゲームに慣れていない人からも好評です。新しいブキやスペシャルウェポン、移動技「イカロール」「イカノボリ」が加わり、動きの幅も広がりました。

スプラトゥーン3のナワバリバトルのシーン
画像: www.nintendo.com(公式)

ひとりでも遊べるヒーローモード

ストーリーモード「Return of the Mammalians」は、ステージごとにブキや仕掛けが変わり、操作の練習にもなると評価されています。海外レビューでも、対戦とは別に「これ単体でも楽しい」という声が目立ちます。

協力プレイとカードゲーム

4人でシャケを迎え撃つ「サーモンラン」は常設になり、いつでも遊べるようになりました。さらにカードバトル「ナワバトラー」もあり、対戦に疲れたときの息抜きになるという口コミも多いです。

長期のアップデート

発売後もフェスやシーズンごとのブキ追加が続き、有料追加コンテンツ「サイド・オーダー」も配信されました。長く遊べる環境が整っている点も、評価の土台になっています。

批判されている点

前作からの変化が小さい

ユーザー評価が伸びない大きな理由がここです。前作を遊び込んだ人ほど、「ステージやブキに見覚えがある」「3作目としての新しさが少ない」と感じやすいようです。

マッチングと通信の不満

バンカラマッチでの実力差のある組み合わせや、回線落ちで試合が崩れることへの不満は、発売当初から SNS で繰り返し話題になっています。勝ち負けが味方次第に感じられると、ストレスにつながりやすいんですよね。

オンライン前提の作り

対戦やサーモンランをオンラインで遊ぶには、有料の Nintendo Switch Online への加入が必要です。公式サイトにもその旨が書かれており、ソフト代のほかに費用がかかる点は購入前に知っておきたいところです。

なぜ評価が割れるのか

メディアは「新作として完成度が高いか」を見るので、前作を知らない読者にも勧められる本作は高得点になります。一方、ユーザースコアを付けるのは前作から遊び続けてきた人が多く、「変化の少なさ」や「対戦のストレス」が点数に出やすい。どちらの見方も間違いではなく、立場の違いがそのまま数字の差になっていると思います。

スプラトゥーン3の対戦シーン
画像: www.nintendo.com(公式)

遊ぶ前に知っておきたいこと

最初はヒーローモードから

対戦にいきなり入るより、ストーリーのヒーローモードで操作に慣れてから始めると、ぐっと楽になります。いろいろなブキを試せるので、自分に合う武器の種類を探す練習にもなるんですよね。ジャイロ操作(本体を傾けて照準を動かす操作)に慣れておくと、対戦でも狙いがつけやすくなります。

ナワバリとバンカラマッチの違い

塗った面積を競うナワバリバトルは、勝ち負けの重みが軽く、気軽に遊べます。一方、ガチエリアやガチホコなどのルールで戦うバンカラマッチはランクが上下するため、勝敗へのこだわりが強くなります。マッチングへの不満の多くはこちらで語られているので、ストレスを感じたらナワバリやサーモンランに戻る、という遊び分けがおすすめです。

ひとりでも、家族でも

本体を複数台そろえれば、近くの人とローカル通信で遊ぶこともできます。家族で1台を交代しながら、ヒーローモードやナワバトラーを遊ぶ家庭も多いようです。対戦の腕前に関係なく楽しめる要素が多いのは、子どもから大人まで遊ばれている理由の一つだと思います。

追加コンテンツ「サイド・オーダー」

有料の追加コンテンツでは、塔を登りながら能力を組み合わせていく、ローグライク風の一人用モードが遊べます。本編の対戦とは違う遊び方なので、ひとりで遊ぶ時間が多い人ほど満足しやすい内容です。

よくある質問

前作『スプラトゥーン2』を持っていても買う意味はある?

現在、新しいブキの追加や対戦イベントの中心は本作に移っています。オンラインで多くの人と遊び続けたいなら、本作に乗り換える意味はあると思います。ただ、遊びの土台は前作と共通なので、劇的な違いを期待しすぎないほうが良いです。

撃ち合いが苦手でも楽しめる?

楽しめます。塗りの強いブキを選べば、相手を倒さなくても勝利に貢献できます。サーモンランは協力プレイなので、対戦が苦手な人の居場所にもなっています。

スプラトゥーン3は買いか

シリーズ初挑戦なら、迷わず勧められる一本です。ヒーローモードで操作を覚え、ナワバリバトルとサーモンランを行き来するだけでも、かなりの時間楽しめます。

向いている人

  • スプラトゥーンを初めて遊ぶ人、2を遊ばずにSwitchを買った人
  • 短い時間で区切って、毎日少しずつ対戦したい人
  • 友達や家族と協力プレイを楽しみたい人

向いていない人

  • 前作を遊び尽くし、大きく新しい体験を求めている人
  • 味方との実力差や回線の不安定さに強いストレスを感じる人
  • オンラインの有料サービスに入るつもりがない人

公式サイトでの価格は、パッケージ版6,578円(税込)、ダウンロード版6,500円(税込)です。対戦ゲームの入り口としては、今でも有力な選択肢だと感じます。