
スーパーボンバーマン R 2の評価【口コミ・評判】キャッスルは面白い?
『スーパーボンバーマン R 2』は、2023年9月14日にKONAMIから発売された対戦アクションです。Nintendo Switch、PS5、PS4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)で発売され、価格は税込5,995円。2017年の『スーパーボンバーマン R』の続編で、機種をまたいだクロスプレイにも対応しています。
評判を先にまとめると、「みんなで集まって遊ぶ対戦は文句なしに楽しい。ただ、1人用のストーリーとSwitch版の動作には不満が多い」という声が中心です。この記事では、Metacritic、ファミ通のクロスレビュー、Steam、Amazonの評価をもとに、Switch版の口コミ・評判を整理します。
※2026年11月8日時点の情報です。
スーパーボンバーマン R 2 Switch版のメタスコアとユーザー評価
MetacriticのSwitch版は、メタスコア68点(15件)で「Mixed or Average(賛否両論)」でした。内訳は肯定的4件、賛否両論11件、否定的0件です。酷評は1件もない一方で、7割以上が70点前後の「悪くはないが突き抜けない」評価に集まっています。
ユーザースコアは10点満点中6.0で、肯定的11件(38%)、賛否9件(31%)、否定的9件(31%)の計29件でした。メディアよりもユーザーのほうが厳しめで、評価がほぼ3等分に割れています。
各メディアのレビュー・評価
Metacriticに掲載されたSwitch版のレビューから、主なものを訳して要約しました(点数はMetacriticの表記です)。
Cubed3 100点
おなじみのマス目の対戦に気の利いたひねりを加えた、エネルギッシュな作品だと絶賛しています。ただし、続編としてはもっと踏み込めたはずだとも書いていました。
Digitally Downloaded 90点
シリーズの本来の姿に戻った作品で、新しいモードと収集要素は新しいファンも呼び込めると評価しています。
Nintendo Life 80点
機能が豊富なパッケージと新モードのキャッスルを褒める一方、ステージエディターには改善が必要で、1人用の遊びは薄いと指摘しました。
Pure Nintendo 75点
しっかりしたストーリーモードもあるが、いくつかの設計上の欠点が足を引っぱっているとして、主にバトルモードを目当てにする人に勧めています。
Nintenderos 70点/LevelUp 70点
Nintenderosは、大きな革新はないものの、中身が多くシリーズへの敬意が感じられる作品で、友だちと遊ぶのがいちばんだとしています。LevelUpは、過去作の仕組みを集めた内容で新しい要素は少なく、ストーリーは短くてくり返しが多い一方、マルチプレイは強力だと評価しました。
IGN 70点
退屈なストーリーと少ない中身を、対戦モード、エディター、カスタマイズが補っているという評価です。キャッスルとバトルロイヤル形式のモードを良さとして挙げています。
Nintenduo 62点
新モードには物足りなさを感じたとし、Switch版は動作と解像度に問題があると書いています。
ファミ通のクロスレビューは32点
週刊ファミ通1814号のクロスレビューでは、4人のレビュアー全員が8点を付け、合計32点(40点満点)でした。ファミ通.comで確認できた内容を要約すると、キャッスルの戦術性と、攻める側と守る側で遊び方が変わる面白さを評価する声が中心です。定番の対戦はドッジボールのように分かりやすく、アイテムしだいで初心者にも勝ち目があるのでパーティ向きだ、という指摘もありました。気になる点としては、キャッスルで頭の上のアイコンなどが重なって画面が見づらいという意見と、久しぶりに遊ぶ人は少し違和感を覚えるかもしれないという意見が挙がっていました。
面白いのは、ストーリーモードへの見方です。海外では単調だという声が目立つ一方、ファミ通のレビュアーの1人は、経験値パネルを回収してエリアを制覇していく達成感があり、やられたときの損が少ないので気軽に探索できると前向きに評価していました。物語の厚みより、少しずつ強くなっていく手応えを楽しめるかどうかで、印象が変わるモードなのだと思います。
Steam(PC版)とAmazonでの評価
SteamのPC版は、ストアページで表示された150件のレビューのうち53%が好評で、「賛否両論」でした。PC版のユーザーの間でも、評価ははっきり割れています。
Amazon.co.jpのSwitch版パッケージは、5点満点中3.7(199件)でした。シリーズの人気作としては控えめな数字で、海外のユーザースコアと同じく、満足した人と不満を持った人に分かれていることがうかがえます。
どんなゲームか:4つのバトルモードとストーリー
KONAMIの発表によると、本作のバトルモードは4種類です。
- キャッスル:宝箱を守る1人の「キャッスルサイド」と、最大15人の「アタックサイド」に分かれる非対称の対戦。守り切れば防衛側、宝箱をすべて開ければ攻撃側の勝ち
- バトル64:世界中の最大64人で戦い、時間とともに狭まるエリアで最後まで生き残った人が勝つ
- スタンダード:おなじみの、爆弾で相手を倒し合うルール
- グランプリ:最大3対3のチーム戦で、eスポーツの大会にも向いた形式
キャッスル専用のステージエディターでは、ブロックやギミックを組み合わせて自分だけの城を作り、ほかのユーザーと共有できます。1人用のストーリーモードでは、新キャラクターのエルオン、ルギオン、ルギボンが登場し、フィールドを探索しながら新しい惑星を進んでいきます。オンラインでは、実力の近い相手とランダムに戦う「グレードマッチ」と、友だちとルールを決めて遊べる「ルームマッチ」が用意されています。ただし、どちらも各機種のオンラインサービス(Switchの場合はNintendo Switch Online)への加入が必要です。
なお、開発者のインタビューは、2026年11月8日時点で確認できませんでした。
発売後のアップデートと大会
公式サイトのお知らせを見ると、発売後もしばらく調整が続けられていました。2023年10月のVer1.2.2ではグレードマッチでルールを選べるようになり、オフラインバトルで手に入るジェムが50から100に増えています。12月のVer1.3.0では、新キャラクター「ルカ・ブライトボンバー」と、ほかのプレイヤーと集まれる「ルームロビー」が追加されました。2024年2月のVer1.3.1では、グレードマッチの一部のルールがグランプリにまとめられ、マッチングの仕組みも見直されています。
発売前の2023年8月には、『Fall Guys』とのコラボで「ビーンボンバー」の参戦も発表されていました。前作『スーパーボンバーマン R』と比べると、キャッスルとステージエディター、実力の近い相手と戦うグレードマッチ(本作で初めて搭載)が加わり、ストーリーもフィールドを探索する形に変わっています。対戦の土台は前作から引き継ぎつつ、オンラインで遊び続けるための仕組みを厚くした続編と言えます。
また、公認大会の制度があり、2026年10月にも「ボンバーマン最強チーム決定戦2026」のアーカイブが追加されるなど、発売から3年たった今もオンラインでの大会が続いています。対戦ゲームとして長く遊ばれていることが分かります。

評価されている点
新モード「キャッスル」の駆け引き
1人で城を守る側は、ギミックを配置して大人数を迎え撃つタワーディフェンスのような遊び方になり、攻める側は仲間と協力して宝箱を目指します。同じボンバーマンでも立場によってまったく違う遊びになるのが新鮮で、メディアからもユーザーからも本作の顔として評価されています。
大人数でのにぎやかな対戦
64人が同時に戦うバトル64は、ほかのボンバーマンにはない規模の混乱が楽しめます。オフラインで家族や友だちと遊ぶ対戦についても、「ローカル対戦がこのゲームを救っている」という声があるほど評判が良く、シリーズの根っこにある面白さは健在です。
カスタマイズとKONAMIらしい遊び心
KONAMIのキャラクターを集めたり、往年のコナミ(ハドソン)作品のアレンジBGMを選んだりできる要素は、やり込む動機になります。ファミ通のレビュアーからも、こうした収集要素を評価する声がありました。

批判されている点
ストーリーモードが単調
最も多い不満がストーリーです。展開が単調でくり返しが多く、子ども向けに感じるという声に加えて、協力プレイに対応していないことを残念がる意見も見られました。1人で遊ぶ時間が長くなりそうな人は、ここを差し引いて考える必要があります。
Switch版の画質とロード時間
Switch版では、ほかの機種と比べて画面が粗い、読み込みが長いという指摘がありました。海外メディアのNintenduoが動作と解像度の問題に触れているように、性能面で見劣りすることは購入前に知っておきたい点です。
キャッスルが分かりにくい
新モードは評価が高い一方で、初めて遊ぶとルールや画面の情報量に戸惑う人もいます。ユーザーの中には、キャッスルの作りが分かりにくいと感じた人もいました。
前作からの変化が少なく、オンラインは有料
新しさが少ないうえに、前作にあった一部のオプションがなくなった、という不満もあります。オンラインで遊ぶ場合は別途サブスクリプションが必要なため、価格に見合わないと感じた人もいたようです。
評価が割れるのは「何人で遊ぶか」
本作の満足度は、遊ぶ人数でほぼ決まると言ってよいと思います。家族や友だちと集まって対戦する人、オンラインでキャッスルやバトル64を楽しむ人にとっては、モードの多さがそのまま魅力になります。一方、1人でストーリーを中心に遊ぶ人は、本作の弱い部分ばかりに触れることになり、点数が厳しくなりがちです。メディアの多くが70点前後に集まったのも、対戦の良さとストーリーの物足りなさを両方見た結果なんですよね。
スーパーボンバーマン R 2は買いか
集まって遊ぶ相手がいるなら、今でも十分に盛り上がれるパーティゲームです。1人で遊ぶことが多いなら、セールで手に取るくらいがちょうどよいと思います。
満足しやすい人
- 家族や友だちと、1台のSwitchで対戦ゲームを楽しみたい人
- 攻守に分かれるキャッスルや、自作ステージの共有に興味がある人
- Nintendo Switch Onlineに加入していて、オンライン対戦もたっぷり遊びたい人
ほかの選択肢も比べたい人
- 1人でじっくり遊べるストーリーを期待している人
- 画質や読み込みの速さを重視する人
- 前作『スーパーボンバーマン R』を遊び込んでいて、大きな変化を求める人
『スーパーボンバーマン R 2』は、ボンバーマンが本来持っているみんなで遊ぶ楽しさに、キャッスルという新しい遊び方を加えた作品です。最初はスタンダードで感覚を思い出し、慣れてきたら守る側と攻める側を交代しながらキャッスルを遊ぶと、本作ならではの面白さがよく分かると思います。