スプラトゥーン2 のキービジュアル

スプラトゥーン2の評価・レビュー【口コミ・評判】3が出た今でも遊べる?

『スプラトゥーン2』は、2017年7月21日に Nintendo Switch で発売された任天堂のシューティングゲームです。Wii U で生まれた『スプラトゥーン』の続編で、インクを塗った面積を競う「ナワバリバトル」を中心に、Switch の初期を代表する人気作になりました。すでに続編の『スプラトゥーン3』も発売されていますが、今でも「2のほうが好き」という声が残っているんですよね。

スプラトゥーン2の口コミ・評判は、対戦の面白さと、新たに加わった協力モード「サーモンラン」への評価がとても高い一方、「前作の延長」という見方もあります。この記事では、メタスコアやユーザー評価、海外メディアのレビュー、日本のプレイヤーの声をもとに、良い点と気になる点、今から買う価値を整理します。

※2026年11月2日時点の情報です。

スプラトゥーン2のメタスコアとユーザー評価

Metacritic の Switch 版のページでは、メタスコアは83点で、批評家レビュー100件をもとにしています。内訳は肯定的94件(94%)、賛否6件(6%)、否定的0件です。点数そのものは80点台前半ですが、ほとんどのメディアが肯定的に評価していることが分かります。

ユーザースコアは8.5点(1,706件)で、肯定的83%・賛否11%・否定的6%です。批評家の点数よりもユーザーの点数のほうが相対的に高く、実際に長く遊んだ人ほど満足している作品だと言えそうです。

各メディアのレビュー・評価

Metacritic に掲載された主なレビューを翻訳・要約して紹介します(2026年11月2日時点)。

Vooks 100点

1人用のモードとオンラインの両方が良くなったと評価し、Switch で遊ぶべき完成されたゲームだとしています。

Nintendo Enthusiast 90点

根っこにある遊びは今でもやみつきになると述べ、追加されたステージとサーモンランによって、買う価値の高い作品になったとしています。

CD-Action 85点

前作と同じく優れたゲームで、それを携帯できるハードで遊べるようになったことを評価しています。

Vandal 83点

ときどき「1.5」のように感じると指摘しつつ、新しい要素とサーモンランの存在をきちんと評価しています。

Steamのレビューはある?

スプラトゥーン2は Switch 専用のソフトで、PC 版は出ていません。Steam のストアページやレビューは存在しないので、評判は Metacritic と日本の口コミから見ていきます。

スプラトゥーン2の対戦ステージ1
画像: nintendo.com(公式)

評価されている点

撃ち合いが苦手でも活躍できる対戦

本作の対戦は、相手を倒すことよりも、自分のチームの色でステージを塗ることが勝ち負けに直結します。撃ち合いで負けても、地面を塗っていればチームに貢献できるので、シューティングゲームが苦手な人でも参加しやすいんですよね。インクに潜って素早く移動したり、壁を登ったりする動きも独特で、ほかのシューティングにはない手触りがあります。

サーモンランの中毒性

本作で新たに加わった「サーモンラン」は、4人で協力して、押し寄せる敵を倒しながらイクラを集めるモードです。毎回ランダムに配られる武器で戦うので、普段使わない武器に触れるきっかけにもなります。Nintendo Enthusiast や Vandal のレビューでも名前が挙がっているように、本作を前作と分ける一番の要素として評価されています。「対戦は疲れるけれど、サーモンランならずっと遊べる」という声が多いのも特徴です。

ヒーローモードの作り込み

1人用の「ヒーローモード」は、武器の使い方を学びながらステージを進めていく内容で、アクションゲームとしても遊びごたえがあります。対戦で使う武器の練習にもなり、オンラインに出る前の準備として遊ぶ人も多いようです。

長く続いた更新とフェス

発売後も新しいステージや武器が追加され、季節ごとにお題で陣営を分けて競う「フェス」も開かれていました。毎回の更新で環境が変わり、「今週は新しい武器を試そう」という楽しみが続いたことが、ユーザースコアの高さにつながっていると思います。

武器とギアの組み合わせの幅

武器は、近くの相手に強いもの、遠くから狙い撃つもの、広い範囲を一気に塗るものなど、役割がはっきり分かれています。さらに、服や靴などの「ギア」に付いた能力で、インクの減りにくさや移動の速さを調整できます。どの武器にどのギアを合わせるかを考える時間も楽しく、着せ替えの感覚で見た目にこだわる人も多いんですよね。対戦に勝てない日でも、新しい組み合わせを試すことで気分を変えられるのは、長く遊ばれた理由の一つだと思います。

街の雰囲気と音楽

ロビーとなる街「ハイカラスクエア」の雰囲気や、作中のバンドが演奏する音楽も人気です。ライブ映像のような演出を楽しみにフェスに参加していた、という人も多く、ゲームの外でも楽しまれた世界観が評価されています。

スプラトゥーン2の対戦ステージ2
画像: nintendo.com(公式)

批判されている点

前作との違いが小さい

海外のレビューで目立つのが、「Wii U 版の延長に感じる」という指摘です。基本のルールや操作は前作とほぼ同じで、前作を遊び込んだ人ほど新鮮さを感じにくい面があります。Vandal が「1.5」と表現したのも、この点を指したものです。

オンラインのつながりにくさ

対戦中に通信が切れて試合が終わってしまう、仲間と一緒に遊ぶまでの手順が分かりにくい、という不満も見られました。特にフレンドと通話しながら遊ぶ方法が、専用のスマートフォンアプリを使う形だったことには、使いにくいという声が多くありました。

ステージの入れ替わり

対戦で遊べるステージは時間ごとに決まった組み合わせで入れ替わる仕組みで、好きなステージを自由に選べるわけではありません。苦手なステージが続くと遊ぶ気がなくなる、という声もあります。

勝ち負けによるストレス

チーム戦なので、自分が頑張っても味方次第で負けることがあります。ランクが上がるほど勝敗に気持ちが左右されやすく、「楽しいけれど疲れる」と感じる人もいます。勝ち負けを気にしないで済むナワバリバトルやサーモンランで息抜きをする人が多いのも、こうした理由からだと思います。

日本のプレイヤーの口コミの傾向

日本の口コミやSNSの投稿では、本作を「青春のゲーム」として振り返る声が多いのが印象的です。発売当時に学生だった人が、友だちとボイスチャットをつなぎながら毎晩遊んでいた、という思い出話はとてもよく見かけます。投稿の件数は数えていないので、傾向としての紹介です。

続編の『スプラトゥーン3』と比べる声も多く、「2のステージのほうが好き」「サーモンランは3のほうが遊びやすい」など、意見はさまざまです。どちらが上というより、遊んだ時期の思い出と結びついて語られることが多い作品なんですよね。

サーモンランについては、「時間を忘れて何十回も遊んだ」「仲間と声をかけ合うのが楽しい」という声が特に多く見られます。一方で、評価の高い難しいランクになると、少しのミスで全滅してしまい、知らない人と遊ぶと気まずいという感想もあります。対戦と同じく、誰と遊ぶかで印象が変わるモードです。また、ヒーローモードや追加コンテンツのオクト・エキスパンションについては、「物語と音楽が良い」「難しいが達成感がある」という声が多く、オンラインに疲れた人が1人用で楽しんでいる様子もうかがえます。

なぜ評価が分かれるのか

スプラトゥーン2の評価は、前作を遊んだかどうかで大きく変わります。Wii U 版を遊んでいない人にとっては、塗りの楽しさもサーモンランもすべてが新しく、とても完成度の高いゲームに映ります。一方、前作を遊び込んだ人には、ルールや操作の多くが見慣れたもので、追加要素が評価の中心になります。批評家の点数が80点台にとどまり、ユーザーの満足度がそれより高いのは、この差が表れた結果だと考えられます。

スプラトゥーン2のサーモンランの紹介画像
画像: nintendo.com(公式)

今から始める前に知っておきたいこと

オンライン対戦には加入が必要

オンラインでの対戦やサーモンランには、有料の「Nintendo Switch Online」への加入が必要です。加入しない場合は、ヒーローモードや、近くの本体同士をつなぐ通信での対戦が中心になります。本作の面白さの大部分はオンラインにあるので、加入とセットで考えるのがおすすめです。

続編の『スプラトゥーン3』との関係

続編が出ている現在、オンラインで遊ぶ人の多くは3に移っていると考えられます。2のオンラインの人数は公式に公表されておらず、今回は確認できていません。これから対戦を中心に始めるなら、3と比べたうえで選ぶのが現実的だと思います。2を選ぶ理由としては、ヒーローモードや追加コンテンツの「オクト・エキスパンション」を遊びたい、2のステージや雰囲気が好き、といった点が挙げられます。

操作はジャイロがおすすめ

本作は、本体やコントローラーを傾けて狙いを付ける「ジャイロ操作」が標準です。最初は戸惑いますが、慣れると素早く正確に狙えるようになるので、すぐにオフにせず少し続けてみるのがおすすめです。感度は設定で細かく変えられます。

よくある質問

シューティングゲームが初めてでも楽しめる?

塗るだけでもチームに貢献できるので、初めてでも楽しめます。まずはヒーローモードで操作に慣れ、ナワバリバトルで地面を塗ることから始めると、撃ち合いが苦手でも活躍できる場面が見つかると思います。

子どもでも遊べる?

見た目がかわいらしく、血が出るような表現もないので、子どもにも人気の高いシリーズです。ただ、オンラインではほかのプレイヤーと遊ぶことになるので、保護者が遊ぶ時間などを一緒に決めておくと安心です。

1人でも楽しめる?

ヒーローモードとオクト・エキスパンションだけでも、1人用のアクションゲームとしてかなりの時間を遊べます。オンラインの対戦は1人で参加しても、自動で選ばれた味方と組んで遊べるので、友だちがいなくても問題ありません。ただ、チームでの連携が分かってくるほど面白くなるゲームなので、慣れてきたら知り合いと一緒に遊ぶと楽しさが広がると思います。

スプラトゥーン2は今から買うべき?

任天堂の公式ページに記載された希望小売価格は6,578円(税込)です。オンライン対戦を長く楽しみたいなら、今は続編も含めて比べるべき時期ですが、1人用のヒーローモードや、2ならではのステージを遊びたい人には、今でも手に取る価値があると思います。

2を選んで満足しやすい人

  • 前作を遊んでおらず、シリーズの雰囲気を手頃に味わいたい人
  • ヒーローモードやオクト・エキスパンションの1人用の冒険を遊びたい人
  • 友だちと集まって、通信プレイで対戦や協力を楽しみたい人

3を選んだほうがよさそうな人

  • これからオンライン対戦を中心に、長く遊び続けたい人
  • 最新の武器やステージ、更新を追いかけたい人
  • チーム戦の勝ち負けで、気持ちが疲れやすい人(どちらを選ぶ場合も、遊び方の工夫が必要です)